或る休日。
（単なる日常の記録です。深遠なる真理とか洞察とか何にもないです。他人の日記読むの好きー、という方だけお読みください）

本日は自主的に決定した休日である。
自営の自由業はこーして休みの日をきっちり作らないと、盆暮れ正月カンケイなくだらだらだらららとメリハリなく働き続けることになるのであーる。
世間様は「おひる」と呼んでいる時間に目を覚まし（朝６時まで飲んでた）、うがい手水に身を清め（浪曲風）、やおら紅茶を入れてずずと啜りながら見た夢を記録。
その後もう一杯紅茶を啜りながら「アースクエイクバード（スザンナ・ジョーンズ著）」を読了。ツッコミ所多し。
そうだ、今日はタイ・フードフェスティバルやってるんだった、行きたいなー。と思った瞬間、昨日の夕食に作ったタイカレーが大量に余っていることを思い出す。
鍋を覗くとかなり大量に残っている。２日かけて殲滅作戦を行なうことに決め、半分をココナツミルクでのばして食べる。
半分にしても量が多い‥でも意地で食べる。てきめんに胃にもたれたが、残り物を着実に処理しつつあるという満足感の勝ち。
喘息の薬と各種ビタミン剤を摂取＆抗アレルギー薬を塗布。
この時点で、今日起こることはなるべく記録＆記憶して次の「愚者」ネタにしようと決定。
同居人Ｊがやってきて、私の飼っているプディングハムスターの「うり」に古くなったクッキーを与えている。それ以上でぶりんにしないでください。
ああそれにしても胃が重い。というかおなか痛くなってきた。あたたた。
‥タイ・フードフェスに行きたい気持ちはまったくなくなりました。
それはそれとして着替え。いっぺんズタズタにしたのをつなぎ合わせたようなジーンズと何かピラシャラしたカットソー。
髪型は、今日はダックテールをほねほねバレッタでとめて毛先にグリッターワックスつけて四方八方に乱れさせたへんな頭にしよう。名づけて「ヒトデの逆襲ヘア」。
というわけでＰＣを起動してメールチェック、メールリーディング依頼の相談内容をファイルに入れてホロスコープだけチェックし、鑑定にとりかかれるようにして保存。
個人的なメールにいくつか返信、そしてウェブ世界に突撃。
まずはバイエルンミュンヘンのサイトにすっ飛びドイツ語の辞書を引きながら無理やり読む。
ニコ・コバチ（クロアチア代表ＭＦ）の登場する動画を見つけ、ニコファンのＪに「小鉢兄さんのビデオすっげーかっちょえー」と言いふらしに行く。
そこを皮切りにいつものサイトをうろうろと一巡り。
ブックマークのカテゴリーで言うと「サッカー」→「脱力」→「国際情勢・ニュース」→「友達」→「占い・仕事」の順番に見ております、はい。
その後部屋の掃除と整理を終えてもまーだおなかが重いので胃薬に頼り、お皿を洗って米をとぐ。
今晩でかける予定なので外でお食事をする可能性が高いのだけれど、それでも私は米をとぐ。
なぜか。
めぼしい食事先が見つからず空腹で帰ってきた場合に備えて、とも言えるがさらに深慮遠謀。
タイカレーがまだ残っているから、ご飯を炊いておいてまた明日食べるのだっ。
おなか痛くして胃薬飲みながらも明日のご飯を炊いている私を貴君はあほだと思いますか（二文字以内で答えなさい）。
そんなこんなで大学の講義のテープとビデオを整理。作品展やってたから観てないものがたまっております。
多少聞き飛ばしてもオッケーそうな講義のテープを聴きつつメイク。
しかしテープに気を取られてメイクの手順を間違えるという体たらく。ファンデーションの前にコンシーラー塗ってるぞ。
えー、で夕方からＪとお出かけ。六本木へ。
とあるギャラリー・バーで開かれる知人の個展を観に行くのだけれど、開店が８時。それまで時間をどう使う。
六本木ヒルズなる巨大怪獣が出現したという噂を聞き、退治てやらんとて手に手に槍や刀を持って向かった我々であった（一部嘘）。
以前に麻布のデザイン会社で働いていたＪは、ヒルズ近辺の変わりっぷりが気になって仕方ない模様。
それはそれとしてメトロハットのスタバに突入。茶を喫して落ち着いたのち、探索に。
とらやカフェにそそられ、タカシムラカミにブーイングし、「このチョコ屋並ばないと入れないのかよ！」と驚き、さすらう我々がついに見つけた安住の地は「さくら坂公園」であった。
そう、ヒルズ地帯の一番はじっこの、寺のとなりの辺鄙なちっちゃい公園。
ここは「ロボ公園」なのだ。へっぽこロボット好きにはたまらない、ロボだらけの公園。ロボライドもある（乗った）。ロボのトーテムポールもある（目が光る）。
ロボを満喫した後、寺の宗派を確かめ（将来ヒルズレジデンスに住むときのため‥て、住めるかっ！）けやき坂コンプレックス方面に。
よ。なにやら群集が。あれは何でございましょう、とおのぼりモード丸出しでヒルズアリーナ？の方に移動。
楽団が演奏しておられる。くらっしっくでございますわね。まあ歌手の方が美しゅいお声で歌いだしたわ‥て、あれ、スラヴァじゃん！
何と、世界的天才カウンターテナー歌手のスラヴァ様が、チャリティコンサートで歌っておられたのであった。
いやもう、屋外ですから。席には座れなくても場外立ち見で音はばっちり。
ネイチャーな波動を感じさせるスラヴァの声は東京のビルには似合わない感じがしたけれど、「都心に森がある」ヒルズなコンセプトに合わせて敢えて呼んだんですかねえ？
ともかくその後森タワーをぐるぐると登頂し、はらへったと言いながら降り、知人の個展を見るためにギャラリー・バーに移動。
コロナ等を飲みつつ絵を鑑賞していると、作者のＯｏｎｉｓｈｉさんが登場。いやあ会えてよかった。つーか作者に会えずにぼんやりビール飲んでるだけだったら寂しすぎる。
お店が混んできたのでおいとま。帰途、某イラストレーターさんから携帯に電話。「気になる夢を見まして」とおっしゃるので、「おやおやどうしました」とお話を伺う。
その場で夢判断してお答えしようと思ったら、かなり長くて内容の深い夢だったので「おおぅ」と思い、後ほどメールで解釈をお送りすることに。
電話を切った後、留守電にその方からのメッセージが入っていることに気付き、おっと鑑定依頼のおつもりで電話くださったのかぁ、と後悔＆反省。
バーでトマトピザをちょっとつまんだだけの中途半端なおなか状態で帰宅、炊いておいたご飯が俄然大活躍することに。
お味噌汁を作り、適当なお惣菜でごはん。を食べながら、Ｊはネットのｔｉｃｋｅｒでバイエルンミュンヘンの試合に釘付けだ。
ラジオ中継ナシの試合なので、ただドイツ語の表示がたまに更新されるだけ。そんなものを見ながら、「おー」「わー」と熱狂しているヘンな人ここに有り。
私は後でハンブルガーＳＶの試合をテレビ放映で見るつもりだ。先に試合結果を知りたくないので、「そのｔｉｃｋｅｒにハンブルガーの情報が出てきても私に知らせるな」とＪに釘を刺す。
するとＪはわざとそのニュースをチェックし始めた（いけず）。「えーと、ハンブルガーは‥おおー！？うわー！えー？ああー！！」等と一頻り絶叫した後、私の顔を見つめて「‥泣かないでね」なぞと言わはる。
むかー。思わせぶり！アタシのウイファルシに何かアクシデントでもあったのかっつーの。Ｊに訊くのは悔しいのでタロットを引く。「皇帝（逆位置）＋戦車（逆位置）」‥ぐはぁッ！
心を落ち着けて先ほどの夢判断を反芻し、メールを書き送る。＆メールチェック＋サイトチェック（この場合ネタバレがイヤなのでサッカーサイトは見ない）。
入浴し、抗アレルギー薬を塗布し喘息薬を飲み、その後筋トレ。試合観戦に向けて腕立て伏せにも熱が入る（←自分が鍛えても意味はない）。
さーて。観るぞ試合。今日はハンブルガーに負けてもらわなければなりません。対するレヴァークーゼンが一部に残留するためには、絶対に勝ち点をあげねばならないのでぃす。
レヴァークーゼンには好きなドイツ代表選手がいっぱいいるのでぃすッ。という訳で、負けてねハンブルガー。アタシのウイファルシさえ無事ならどうでもいいから‥（←サッカーファンとして最低の態度）。
そんな腐りきった心で観ていたせいでしょうか。
そんな私にバチがあたったのでしょうか。
ウイファルシは私の好きなドイツ代表選手達と試合中に大喧嘩（首絞め大会）をやらかしてレッドカードで一発退場となりますた。※
おいおいおいおいおい。
やりきれない気持ちでビールやらワインやらを飲み、Ｊと建築についてなどを話し、酔っ払って本日は強制終了。
おやすみなさい〜。

※５／１４現在、３試合出場停止処分（！）を巡ってブンデスリーガ協会と係争中。きっつー。ありえない。