スーパーナーヴァス!!


相対性理論がわからなくて悔しさのあまりぐねぐね体をねじらせながら後方へとのけぞったところ破滅の音とともに思いきり腰を痛めました三上ですが皆さんお元気ですか。
腰というか背中の左側あたりなんですが痛めてから十日もたつというのに軽くなるどころかどんどん重くなってこのままだと重力崩壊が起きるんではないかと心配している三上ですが皆さんご機嫌いかがですか。
まいにち目が覚めるたびにあきらかに昨日より悪くなってるって認識とともに起き上がるのはマジいやだなあ腰の内部が中性子化して発生したニュートリノが中心部のエネルギーをやや外側の層へ運ぶ時に衝撃波が発生し三上の肉体は爆発的に飛び散る。超新星爆発である。

つくづく、通信大学の今期の科目、「ちょっとわかるようになりたいナ☆」とか言って宇宙科学なんか取ったわたくしは相当にバカ。
まがりなりにも「科学」と名乗っておるものを、「ちょっと」などという軽いレベルで理解できるわけがないではないか。
だいたい小学校を卒業できたのが不思議なぐらい「さんすう」のできない人間なんである。どうあがいたって理系の能力なんか出てくるはずがない。
ちなみに中学校を卒業できたのは「こくご」ができたからである。テストの問題すべて言語学的な罠だという前提で裏読みをした結果ほかの科目も点が取れた。あはは国語さえあれば生きていける。インドでも北朝鮮でも宇宙でも。無理です。
で、宇宙科学の単位を取ることができなさそうなので落ちこみがち。ふふふ。がんばったってダメさオレなんて。なみだ橋を号泣しながら渡る準備はできている。

そして、背中を光分解したせいで自由に運動とか大暴れとかができなくなっているので、フラストレーションで手をわきわき握りながら花笠音頭を歌ったりしているわけだが、実にまったくつまらない。
前にも書いたが占いはどうにも座り仕事なので運動不足に陥りがち、だからこそ隙あらばトレーニングやウォーキングに励みたいのである暑苦しくも。今の状態ではストレッチすらままならない、つらい。
そもそもわたしは異様な距離を一日のうちに歩き回り決まった時間にしかるべく筋トレを行い上段突きや横回し蹴りの練習をせねば一日がきちんと動いていかない感覚に苦しめられるオブセッショナルな人間なのだ。
脚がどうかして入院したときも病床の上で腹筋運動をやっていて看護婦さんに怒られたような人間なのだ見た目がくらげ一歩手前の反社会性丸出しパーソンだからといってなめちゃいけないゼ運動マシーンだぜ。
なのになのにどりゃ! とか言って腕を振り上げようとするとたちまち左半身にシャレにならない激痛が走りあだだだだ、などと寂しく呟いて座りこんでしまうそんな星降る夜のクリスマス・シーズンですネ☆(泣きながら)。

なぜにそんなに運動に固執するかってそりゃあなた、あら奥様、ヘイジュード、それは精神の健康と筋力はあきらかに連動してるからに決まってるじゃありませんかヨー・メン。マイブラザー。マリオ。ルイージ。
昔々わたしにもヤングなエイジはあったんですがそれはもう体は弱い心は弱い365日風邪ひいてるみたいな状態で鬱でぐちゃぐちゃ言ってるのがデフォルトで本当に使えない人間でしたが、当時は筋力果てしなくゼロ。
だらしな生活を転げ落ちてそして最終的には社会的落伍者となりアル中となりもう死んだほうがいいな! キラリ抹消! とか言ってうつ伏せ状態から起き上がろうとしたら起き上がれなかった。
背筋力がパーフェクトに無くなっていたんである。びっくりした、びっくりして考えこんでしまった、そこまで肉体を無視する方向にどしどし行っちゃったのってどうなんだすか一度きりの人生。
ちょっとずつ、体を鍛え気味に起き上がる日々を重ねてみたらまあ吃驚。なんか元気だし悩まないしそれどころか無駄に元気余りすぎて人様の相談聞くよおう何でも言ってくれよオレ手伝うよ妙に元気だし、みたいな。
いつまでも楽しくラララ陽気に歌ってほがらかに暮らしましたとさ、おしまい、ハッピーエンド。
のはずだったのに背中痛めたからその立脚点が根底からがらがらがらがら崩れたわ、許せん。(自分を)

そんなわけでナーヴァスです。肉体の不健康がもろもろ精神にフィードバックされてマイマインドイズウィーク、愛や理想が赤方偏移して宇宙の彼方に飛び去っていく、ハッブル半径。
今回そろそろ皆さまお気づきの通り、って最初から気づいておられるであろう文章がちょっとアレで何して大丈夫かこの人、感みなぎる長文センテンス連打になっているのは、つまりフラストレーション。
あー、ナーヴァス。もー、ナーヴァス、とタロットを切ってみるものの三階連続で「月」が正位置で出るから更にへこむしちょっとあり得ない確率で「塔」ばっかり出てくるのよね、トゥール。ダルジャン。タワー。レコード。
そんなん見るだに余計にへこんで、はははは果てしなくナーヴァスになることよなあ、スーパーナーヴァス。と呟いてみたらスーパーラヴァーズみたいで面白くて、ちょっと笑った。ん、やばい何だか楽しくなってきた。
ナーヴァスも突き抜けると陽気な境地まで行くのかもしれない。

そんなわけで今年最後の更新がこんな大丈夫か感みなぎる文章になってしまったことを深くお詫びするとともにアドヴェント、
みなさまの年末が暖かく喜ばしいものになりますように鐘をがんがん打ち鳴らしながら願います、メリークリスマス。

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